藤江氏魚楽園の紅葉
魚楽園!?
面白い名前の庭園です・・・
室町時代の画僧「雪舟」が築庭したと言われています。
「神仙蓬莱思想」(不老不死や永遠の繁栄の意)が表現されているのだそうです。
福岡県田川郡川崎町にあり国指定名勝で有名な庭園で、ただ今紅葉が見ごろだというのと、名前が気になって行ってみました!
魚楽園という名は漢学者村上沸山が命名したもので、『詩経』の大雅篇の一文にある「魚楽しければ、人又楽し 人楽しければ、魚又楽し…」という一文から採ったものであるという
雪舟さんとは
雪舟(せっしゅう、応永27年(1420年) - 永正3年8月8日(諸説あり)(1506年))は、室町時代に活躍した水墨画家・禅僧。「雪舟」は号で、諱は「等楊(とうよう)」と称した。
備中国に生まれ、京都相国寺で修行した後、大内氏の庇護のもと周防国に移る。その後、遣明船に同乗して中国(明)に渡り、李在より中国の画法を学んだ。
雪舟さんの有名な逸話
宝福寺で少年時代修行をしますが、修行を怠けて柱に縛りつけられた小僧の雪舟さんが、涙で描いたねずみがまるで今にも動きそうな見事なねずみだったので、和尚さんが驚嘆したという話
幼少のころから天才なのですね~
座敷から庭を観賞
約3、222坪の敷地に
応仁の乱で荒廃した京都から戦乱を逃れてきた雪舟さんは、平和の世を願い築園したともいわれといます。
竹林も見事です
最後に
日本を代表する画家の美学が見れておもしろかったです。
昼間も沢山の人が訪れて皆さん庭園を楽しんでいましたが、夜はまたライトアップが見事だということですので、是非座敷からライトアップした庭が見たいなぁ~
ちょっと遠いんでそれは無理(涙)地元の方がうらやましい・・・
(田川には実際に2~3年住んでいたそうです雪舟さん)