長崎唐寺「崇福寺」は国宝や文化財がたくさんです!
1629年福建省出身の華僑の人たちにより創建
「第一峰門」と「大雄宝殿」は国宝~崇福寺
目次
中国らしい色鮮やかな美しい寺ですね
早朝の雨上がり、澄んだ空気のせいかなんか雰囲気があります
迫力があります~中国風?
三門・・・別名「竜宮門」です
黄檗宗 聖寿山 崇福寺
聖壽山崇福寺は、黄檗宗の寺院で、興福寺・福済寺とともに「長崎三福寺」に数えられる。
長崎唐寺(とうでら)は、キリシタン弾圧が厳しかった時代の寛永年間(1624-1643)、キリスト教禁令下において中国の人たちは仏教徒であることを示すために出身地別に長崎唐寺を建立したともいわれる。
崇福寺は、寛永6年(1629)、福州地方出身の長崎在住唐人が中心となって、唐僧・超然(ちょうねん)禅師を招き創建した黄檗宗寺院で、福州出身者で建立されたことから「福州寺」とも呼ばれていた。
当初、長崎唐寺の特色は宗教的行事ではなく、航海安全の祈願や先祖供養を主としており海の神様である媽祖を祀る「媽祖堂(まそどう)」をもつことであった。その後、寄進によって大雄宝殿や山門、媽姐堂などの整備が進み寺院としての機能を持つようになった。
承応3年(1654)、唐僧・隠元禅師が渡来、「興福寺」住職として滞在され、翌明暦元年(1655)には、崇福寺にも進み、2ヶ月住して法を説かれた。隠元禅師の高弟で大雄宝殿の扁額「世尊(釈迦の意)」を書いた即非如一(そくひにょいつ)や、 即非禅師の高弟で大釜を造らせ施粥を行った千呆禅師(せんがいぜんじ)などは崇福寺の歴代の住持である。
崇福寺には、竜宮門を思わせる三門や珍異奇功を極めている第一峰門がある。第一峰門と大雄宝殿は国宝に指定され、そのほかにも国指定重要文化財5、県指定有形文化財3、市指定有形文化財6、県市指定史跡5を持つ文化財の宝庫。
旧暦の7月26日~28日の3日間は全国から華僑の人たちが集まり盛大に中国盆会が開催され、華やかな中国情緒を漂わせている。
グラバー園近くの「四海楼」(ちゃんぽん発祥の店といわれている) に建てられている
「千里眼」と「順風耳」の二神は「媽祖」を両側で守っている神です。
こちらも同じく「四海楼」敷地にありました
6×6の魔方陣(マジックスクエア)
縦、横、斜めどこをたしても111になります。
中国では魔よけに使われていて、建物の基礎に埋め込むそうです。
数字の配列が魔よけになるなんて不思議ですね~
日本と中国の文化はやはり異なるんですね・・・
「興福寺」や「孔子廟」(中国の聖人孔子を祀っている)にも行きたかったんですけど今回は時間がなかったというか、歩き疲れたというか・・・
すぐそばまでいったんですけどね。
もうこれ以上はあるけないーー(涙)
なんせ坂が多いし今回ほんとよく歩きましたよ!
*1:引用元:長崎・聖寿山崇福寺(そうふくじ)