筑後吉井おひなさまめぐり~
今年で25回目!私は2回目
浮羽(うきは)吉井町は江戸時代有馬藩の城下町久留米~天領・日田を結んだ豊後街道の宿場町として栄えました。
2月11日~4月3日まで「箱雛」「おきあげ」といった珍しいおひなさまがいろんなお店に展示されてて、また関東風と京風で飾り方やそれぞれお顔が違ったりとどれを見ても飽きません!一つ一つがとても繊細です。
鏡田屋敷(かがみだやしき)
こちらは幕末から明治初期に建てられたお屋敷で、元は郡役所官舎だったそうです。
無料で見学できます!古いりっぱなお屋敷にひな人形がぴったり~
箱雛とおきあげ
歌舞伎や浮世絵を題材に下絵を描いて厚紙に写し、着物の端切れの布地を張り合わせて作ったのが「おきあげ」といいます。そして、各家庭の女性が手作りしたのだそうです。素晴らしいです!
居蔵の館
こちらは明治末期に建てられた土蔵造りの居蔵家です。
改築は大正初期で、精蝋業で財を成ほした大地主の分家として、銀行経営に携わっていた当主一家が移り住んだ建物です。
こちらも見学無料です!その時代には生きていませんが、とても懐かしいです。
2階にも上がれますが、昔の階段は傾斜がきつい(汗)
天井も凝ってますよね~これは湯気のしずくが落ちないようにしてるんですね。
うちには女の子がいませんので、おひなさま飾ることがない(あーそういえば私のはどこいったんだろうか?)
京雛、関東雛とお内裏様の位置が違うなんて今更知りました・・・右側が京雛なんですね。
また三人官女に一人だけ既婚者がいたぁ~一人だけ眉がないお方がいたんですね~w
毎年飾る女の子のお母さまは大変ですね・・・よかったうちは男で私には無理そうですもん。絶対4月になっても飾ってそうですから!
着物の柄も素敵です~
素戔嗚神社
今回三月三日のお雛祭りの日だったので、小さな女の子を連れたおじいちゃん、おばあちゃんが多かったです。
平日だったので、きっとパパママはお仕事なんでしょうね・・・
綺麗なお雛様を可愛い孫に見せたい!って感じでほほえましかったです。
(おじいちゃんが一生懸命パンフレット持って案内し、おばあちゃんがしっかり手を繋いで・・・)
一周するだけでも結構歩くので、自分たちだけでも疲れるのに孫の世話までは私は無理だわっw
唯一の女の子息子の彼女にお土産を買って帰宅しました・・・しかしなんでひなあられ?(菱餅をお祭りが終わるころに砕いたのがはじまり?と言われてるそうですけど)
菱餅
赤い餅は先祖を尊び、厄を祓い、解毒作用のある山梔子の実で赤味をつけ健康を祝うためであり桃の花をあらわしている。白い餅は菱の実を入れ、血圧低下の効果をえて、清浄を表し、残雪を模している。緑の草餅は初めは母子草(ハハコグサ)の草餅であったが「母子草をつく」と連想され代わりに増血効果がある蓬を使った。春先に芽吹く蓬の新芽によって穢れを祓い、萌える若草を喩えた。
ちゃんとそれぞれに意味もあるけど、色どりが可愛いです~桃の節句にぴったりですよね~