二つの美奈宜神社(朝倉)~「御朱印」
同名の神社
こちらの美奈宜(みなぎ)神社(朝倉市荷原)は寺内ダムのそばにあります 。
御祭神・・・天照皇大神
配祀・・・住𠮷大神、春日大神
合祀・・・神功皇后、武内宿禰
橋を渡り鳥居をくぐり参道を歩いていくと、もう違う空気が流れているようです・・・
「式内美奈宜神社」となっており(延喜式神名帳に記載がある)かつては神官・僧侶が36名もいたそうです。今はひっそりとたたずんでいますが、10月22日のおくんちには約200人の御神幸行列が行われるそうです。
鳥居の先の森の中、だんだんと奥に入っていく感じ・・・
こちらでも神功皇后伝説です~
「日本書紀」によると仲哀天皇が崩御されたのち、神功皇后が「羽白熊鷹」を打つため橿日宮より松峡宮にうつられました。(香椎から朝倉郡三輪町栗田へ行ったといわれている)
「熊鷲」征伐後、美奈木の川のほとり「池辺」にヒモロギをたて戦勝を奉告しました。のち仁徳天皇(神功皇后の孫)の勅願により「池辺」に創祀。
神功皇后は実在しないのでは?といわれているけど、沢山の神社に伝説が残っています・・・絶対いたのだと私は確信してます!(卑弥呼説もあるけど!?)
苔の美しさに目を魅かれます・・・秋もまた素晴らしいだろうなぁ~
この「佐田川」を神功皇后が「みな清し」といったことから「美奈宜(みなぎ)」と名がついたそう・・・
そしてこちらは「笹竜胆」(ささりんどう)の紋なんですね~
羽白熊鷲(はじろくまわし)
よく朝倉では名前がでてきます。日本書紀には「翼を持ち、空を飛べた」と書いてあるそうです・・・浪漫がありますね。
ちゃんとお墓も残っているそうです(あまぎ水の文化村)
このあたりの豪族だったのでしょうか?
最後に
実はこちらの神社に参拝にきたのはもうちょっと前でしたが、調べてたらあれもう一つある?ということで両方見てみたいなぁ~となりました。
次回はもう一つの美奈宜神社・・・つづく