拾い猫ヤマト

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日常を書いていきます

香椎宮の御朱印

 勅祭社

古代より朝廷の崇敬が極めて厚く、祭礼の際に天皇より勅使が遣わされる神社です。香椎宮の参道は楠木(160本)が並んでいてとても長く、「勅使道」(ちゃくしどう)と呼ばれ天皇の使者と神幸式のための道でした。(町名にもなっています)
そして「香椎宮」は全国に十六社あるうちの一つで、九州では「宇佐神宮」と二社だけということです。
主神・・・仲哀天皇・神功皇后

配祀・・・応神天皇・住吉大神

200年ごろ仲哀天皇は「熊襲の反乱」を鎮めるべく、神功皇后とこの地(香椎)にお越しになりました。しかし仲哀天皇が崩御、神功皇后は神の御神託を受け新羅に平定されます。のちに仲哀天皇の御霊を鎮めるために自らお祀りされたのが起源といわれています。

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「 狛犬」の頭がこんなに小さいのは初めて見ました・・・
なんでしょうこの不思議なバランスです。
そして、どこをみても独特の美しさがある境内です。

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御神木「綾杉」

神功皇后が三韓から御帰還され三種宝(剣・鉾・杖)を埋めたとされています。
そこに鎧の袖に杉枝を挿し「永遠に本朝を鎮護すべし」と祈りを込めた・・

 樹齢1800年老いてもまだ生命の強さを感じます!杉の葉が綾状になっているので綾杉といわれています。

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香椎造り

本殿は724年建立~入母屋造平入と切妻造りの複合となっています。
(国指定重要文化財)

 

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古宮(ふるみや)

仲哀天皇が国家鎮護の拠点した橿日宮(かしひのみや)の跡地~香椎宮起源の地
崩御された御霊は大正四年までこの「香椎廟」に祀られていました。
仲哀天皇の棺を立てかけたという御神木「香椎」が立っています。

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私のほかにも 何人か「御朱印」を頂いてる方がいました。

若い女性やまた若い男性もいてひとりで参拝に来られているようです。年齢関係なくほんとに流行ってるのですね・・・

 さいごに

ここでも次男の無事を祈る
あと最近学校とバイトに忙しくてやたら私に八つ当たり気味の四男が、心穏やかになりますように・・・ほんと母は忍耐だわっ神様・・・(涙)