絶景の神社~下関
福徳稲荷神社からの響灘~
角島からの帰り道、「ブルーライン」呼ばれる国道191号線の海沿いの道を通っていると、何やら神社があるようなので立ち寄ることに・・・今回ほとんど下調べなしなのでいきあたりばったりですw
結構急な坂道を登っていくと、そこにはまたまた素晴らしい景色が広がっていました!
こんなに海を見渡すことができる神社は珍しいのではないでしょうか?
これは夕日も見事でしょうね~
山口県西部(旧長門国)豊浦町宇賀犬鳴の稲城山中腹に鎮座しています。
「長門なる稲城の山の姫あやめ 時ならずして如月に咲く」
古歌にも詠われています。
そしてとても荘厳な雰囲気の神社です~
御祭神
宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)谷川稲荷(下社)
大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)谷森稲荷(中社)
大市比売大神(おおいちひめのおおかみ)谷嶽稲荷(奥社)
五穀豊穣、商売繁盛、豊漁、交通安全、学業成就などのご利益があるそうです。
とりあえず私は四男の反抗期が終わることをお願しなくては身が持ちません・・・
あと次男は今年前厄(24、25、26歳まで続くのね~やっと長男が終わったと思ったのに)それに就活ですね・・・
結局息子のお願いになりますよねw
千本鳥居
願い事が成就された方たちが御礼に奉納を捧げたのだそうです。
開運の鳥居ですね~
でかいです!私と同じくらいの大きさです!
最後に
一泊だけではもったいないぐらい山口県広いし見どころ満載です。残念ながら今回はいけませんでしたが、同じ豊浦町の川棚は山口県周防市出身の俳人「種田山頭火」が100日ほど滞在し「川棚温泉は私の好きな風景だ。山裾を丘陵にめぐらせた地形においても申し分がない」と称賛し
「花いばら ここのつちにならうよ」と終生の地にと願うほど愛した場所があります。
酒と放浪と俳句の人・・・彼の壮絶な人生や行乞の旅で歌が生まれ、また凄い酒豪家で「句は心の酒」だと語っていた彼の足跡を追ってみたい気がします。
鴉啼いてわたしも一人
シンプルな言葉で彼の孤独が胸に刺さります・・・
次は城下町「萩」の方まで是非行ってみたいなぁ・・・下関市から84.9kmもあるんだね~
角島~コバルトブルーの海に現実逃避
死ぬまでに行きたい!世界の絶景
にも選出された「角島(つのしま)」は下関市豊北町の響灘(ひびきなだ)上にある島です。
コバルトブルーの海に架かる角島大橋は1780mもありなんとも言えない美しさです(しかも無料です!)
早朝自宅を出発してきた甲斐がありました~お天気もよくて海の色がサイコーです。
つい道の真ん中で写真を撮りたくなりますが危険です!結構車の往来が多いので・・・
あとバイクが多いです!走りたくなりますよね~この道は!いいー感じに曲線です。
朝9時頃着きましたが沢山の方がすでに写真を撮りに来ていてその人気にびっくり~
しろい砂浜に綺麗な海の色~
次男が友人たちと訪れた時「もうすごいきれいやったよー」
と話には聞いてました。
しかしその時は「おじさんおばさんが行ってもね~」とほとんど興味なくスルーしてたんですけどね・・・思い切ってきてよかったぁ~歳関係ないわこの景色は感動です。
角島灯台
海抜が約18.66mと低地に築造されるため高塔形式で建てられました。
高さ約30mもあります!24m付近まで、荒磨きの花崗切石を使いその上部は切り込みを入れた切石を装飾的に配し、柔らかい雰囲気を作り出しています。
とても温かみのある灯台です。
明治6年着工~明治9年点灯で3年を要しました。
外から見るだけで十分だ!と私は言ったのに、記念だからと説得され・・・
もちろんエレベーターはありません(涙)とくに最後の数段は急なのでちょっと後悔しましたけど~
上からの海の景色は最高でした!が高いところは苦手なので上ってすぐ降りることになりました。下りは早いーw
灯台の建設や監督にはイギリス人の技師で進められた為、官舎がレンガ造りで中の設備も暖炉があったり洋風で素敵でした(現在は灯台資料展示室となっています)
さいごに
この日の数日前に息子と喧嘩して私はプチ家出(旦那さんには連絡してましたw)
しかし息子ら誰も探しもしてくれず電話すらしてくれない(涙)
保育園で「おかあしゃん~おかあしゃん~~」と泣きながら鼻たらして離れんかった子が、今やなんでもかんでも私の言うことが気に障るらしい
「うるさい出ていけー」と彼に言われたから「こんな家出て行ってやる~~」となった
後日長男に話すと笑われた~それ逆やろ
子育ては忍耐!母の口癖・・・あ~~今更ながら思い知ります・・・
しかしこの綺麗な海にこころが癒されました~
ということでこのまま下関一泊旅行となりましたw
筑後吉井おひなさまめぐり~
今年で25回目!私は2回目
浮羽(うきは)吉井町は江戸時代有馬藩の城下町久留米~天領・日田を結んだ豊後街道の宿場町として栄えました。
2月11日~4月3日まで「箱雛」「おきあげ」といった珍しいおひなさまがいろんなお店に展示されてて、また関東風と京風で飾り方やそれぞれお顔が違ったりとどれを見ても飽きません!一つ一つがとても繊細です。
鏡田屋敷(かがみだやしき)
こちらは幕末から明治初期に建てられたお屋敷で、元は郡役所官舎だったそうです。
無料で見学できます!古いりっぱなお屋敷にひな人形がぴったり~
箱雛とおきあげ
歌舞伎や浮世絵を題材に下絵を描いて厚紙に写し、着物の端切れの布地を張り合わせて作ったのが「おきあげ」といいます。そして、各家庭の女性が手作りしたのだそうです。素晴らしいです!
居蔵の館
こちらは明治末期に建てられた土蔵造りの居蔵家です。
改築は大正初期で、精蝋業で財を成ほした大地主の分家として、銀行経営に携わっていた当主一家が移り住んだ建物です。
こちらも見学無料です!その時代には生きていませんが、とても懐かしいです。
2階にも上がれますが、昔の階段は傾斜がきつい(汗)
天井も凝ってますよね~これは湯気のしずくが落ちないようにしてるんですね。
うちには女の子がいませんので、おひなさま飾ることがない(あーそういえば私のはどこいったんだろうか?)
京雛、関東雛とお内裏様の位置が違うなんて今更知りました・・・右側が京雛なんですね。
また三人官女に一人だけ既婚者がいたぁ~一人だけ眉がないお方がいたんですね~w
毎年飾る女の子のお母さまは大変ですね・・・よかったうちは男で私には無理そうですもん。絶対4月になっても飾ってそうですから!
着物の柄も素敵です~
素戔嗚神社
今回三月三日のお雛祭りの日だったので、小さな女の子を連れたおじいちゃん、おばあちゃんが多かったです。
平日だったので、きっとパパママはお仕事なんでしょうね・・・
綺麗なお雛様を可愛い孫に見せたい!って感じでほほえましかったです。
(おじいちゃんが一生懸命パンフレット持って案内し、おばあちゃんがしっかり手を繋いで・・・)
一周するだけでも結構歩くので、自分たちだけでも疲れるのに孫の世話までは私は無理だわっw
唯一の女の子息子の彼女にお土産を買って帰宅しました・・・しかしなんでひなあられ?(菱餅をお祭りが終わるころに砕いたのがはじまり?と言われてるそうですけど)
菱餅
赤い餅は先祖を尊び、厄を祓い、解毒作用のある山梔子の実で赤味をつけ健康を祝うためであり桃の花をあらわしている。白い餅は菱の実を入れ、血圧低下の効果をえて、清浄を表し、残雪を模している。緑の草餅は初めは母子草(ハハコグサ)の草餅であったが「母子草をつく」と連想され代わりに増血効果がある蓬を使った。春先に芽吹く蓬の新芽によって穢れを祓い、萌える若草を喩えた。
ちゃんとそれぞれに意味もあるけど、色どりが可愛いです~桃の節句にぴったりですよね~
旦那さんのお伴で収穫ありました~
熱帯魚好きでお店回るのも大好き
最近は長男から譲り受けたエビに旦那さんはまってます・・・女性にも人気!
おかげでベタやディスカス養殖?縮小されましたw
小さな水槽でよいので邪魔にもなりません~ただ奥にみんな隠れてたりするので死んだかなぁと不安になります・・・旦那さんが・・・w
こんな小さな生き物にはまる旦那さんがよくわかりません。可愛いけど何考えてるか分かり合えませんから・・・私とヤマトはソウルメイトですけどね!
今回久留米までお店回りに行くというのでついてくことに~
行くのは楽しいんです!けど旦那さんは魚の話になるとチョー長いのです。お店の人に写真まで見せたりします(汗)
おかげで途中いつも私は飽きてしまいます。そこでお店の近くを散策したりしますが、今回りっぱな神社があったので参拝することにしました。
大善寺玉垂宮
なんと創建が1900年前という歴史ある神社です。
このあたりの地名が大善寺というのはソコからきているようです。しかし廃仏毀釈により玉垂宮のみ残りました。
御祭神は玉垂命(藤大神、高良大明神とも称す)、八幡大神、住𠮷大神
筑後国神名帳には「玉垂媛神」の記載があり玉垂命は女の神さまでは?と言われていますが、謎の神様です。
以前行った高良大社とも繋がりのある神社です。高良大社では「高良玉垂命」が祀られています。(そしてそのお墓は高三潴に残っているそうなので、是非見たいですね~)
また玉垂命とは武内宿禰 では?九州王朝の天子だったのでは?
という大変な重要人物でした・・・あれ女の神さまじゃないの?
また時間があれば調べたいと思います。ワクワクします~
こうゆうの是非見たいけど・・・主婦のこづかいでは厳しい(涙)
鬼夜~男の火祭り
すごい・・・なんか妄想してしまいますが、日本三大火祭りの一つです。
鬼夜は1600年も歴史がある神事なのだそうです。
毎年1月7日の夜に大善寺玉垂宮で行われる追儺の祭事で、大松明6本が境内を巡る火祭りである。1994年に重要無形民俗文化財に指定。日本三大火祭りとされることも。
勅命を受けた玉垂命(藤大臣)が肥前国水上の桜桃沈輪(ゆすらちんりん)を368年(仁徳天皇56年)1月7日の夜、松明をかざして討ち取りその首を焼き払った故事が祭りの起源とされる。引用鬼夜 - Wikipedia
おーきっとすごい迫力なのでしょうね!
大松明の火の粉を浴びると、無病息災ということで毎年沢山の方で賑わうのだそうです。
これは実際(全長13m、重さ約1.2t)の大きさの五分の一の松明
人の世と異界の間を守るしゃぐまの子供たちが、人目に触れぬように鬼を連れ出し暗闇の川で禊をさせる。そして神殿に帰る。
とあります。
鬼に禊をさせるというのは、とても珍しいですよね~そして子供たちと鬼という組み合わせがなんか神秘的な気がします。鬼とはいろんな説がありますが目に見えないもの、隠れているもの~からきているとか、やはり異界のものということですかね・・・
さやのかみ
「幸神」「岐神(さへのかみ)」とも書きます。
調べてみると、悪霊が侵入してくるのを防ぐ、また村人や通行人を守る神さま。
そして「幸せを呼ぶ神様」ということなのです。
久留米高三潴の遺跡
最近、この神社から近い遺跡で「連玉ビーズ」がでてきたそうです。
国内三例目でそのビーズは緑色だったと推測され、弥生時代後期(2000~1800年前)のものだそうです。
ここにクニがあったんでしょうか?!以前から噂になっていましたが・・・
またすごい発見です!
すごーく軽い気持ちで来てみて、いろいろ調べてたらなんだかいろんな今までいったとこや歴史と繋がっていて興味が湧いてきました久留米~
また高良大社行きたくなりましたが、残念ながら工事中なので30年春までの辛抱!
歴史を感じさせる境内です・・・
最後に
今回いった熱帯魚のお店の方が、エビが沢山いる別のお店を紹介して下さいました。
親切ないい方です~こういうところはやはり横の繋がりがあるのですね。
しかし残念ながら、この日はそのお店が店休日だったので、旦那さんまた後日行くことにしました・・・よしまたついていこう!っと
三男と兄と彼女~第二弾
三人でスペースワールドの旅
今年いっぱいで閉館されます。とても寂しいです(涙)
1990年4月新日本製鐵八幡製鐡所遊休地にオープンしてから26年、我が家も2回ぐらい行きましたね~当時「宇宙」がテーマということで、次男とかもうあちこち勝手にはしゃいで走り回ってましたw男の子そうゆうの好きですよね~
そこで最後にみておこう!と今回仲良し三人は泊りで遊びに行きました。長男に誘われた時絶対断るだろうと思ったんですけどね・・・以外でした。それもお泊りですから!
ホントに仲良し兄弟とその彼女、不思議な関係ですw
普段引きこもりとは思えない・・・笑顔でピースしてるよ~
ビンゴでクッションが当たりました!最後にいい記念になったねっ
もちろん普段旅行なんか行かない三男なので、一泊なのにすごい沢山お土産買ってきてくれました。どれから食べようかぁ~
私が誘ったらきっと行かなかっただろうなぁ
やっぱり親より同年代の兄弟の方が、引きこもり三男には心地いいんですよね。
といっても7歳も離れてるけど~
兄に誘われたら絶対断らないのは何なんですかね?私は自分に兄弟がいないのでよくわかりませんが・・・
只結婚してしまうと、なかなか連れ出せないから今いっぱい三人で遊んでくれてるのかな~
折角ここまできたので、元にもどらないといいなぁ~母はこんな笑顔またみたいです・・・
でもいいなぁ~「兄弟」って私もできればいつもおこずかいくれる優しいイケメンの兄がほしかったーw